ある日ナントカー大魔王とフケッツンがお出かけをしていました。
ナントカー大魔王がボーっと歩いていると、何やら不思議な小部屋があるではありませんか。
2人は不思議そうに小部屋に近づいていきます。果たして2人はこれが何だかわかるのでしょうか?
ナントカー大魔王
フケッツン
「なんでしょうかねぇ?
・・・ん?・・大魔王さま!中に機械のようなモノがありますよ!」
ナントカー大魔王
「本当ぞい!ちょっと中に入ってみるぞい!」
備蓄マン
「大魔王君!ちょっと待ちたまえ。
私がこの公衆電話の使い方をレクチャーしてあげようではないか!わっはっはっ!」
ナントカー大魔王
「備蓄マン?!
いきなり現れるとビックリするぞい!」
備蓄マン
「私は困っている人の味方なのだ!
安心してくれたまえ!」
ナントカー大魔王
「別に困ってないぞい!今からこの・・・」
備蓄マン
「公衆電話だね!使い方を教えてあげよう!」
ナントカー大魔王
「それにしてもこれが電話ぞい?
大きな機械だし、小部屋にもなっているし、オイラはもっと小さな携帯電話を持っているぞい!」
備蓄マン
「実は、この公衆電話のすごいところは災害時に強いことなんだよ!」
ナントカー大魔王
「なんだって?!どうしてぞい?」
備蓄マン
「災害が発生したときは、安全を確認するための電話が増えるんだよ!
きっと君も大事な人に電話するはずだよ?」
ナントカー大魔王
「確かに!
家族や友達が心配になるぞい!」
備蓄マン
「すごく多くの人が一度に電話を同時に使用してしまうと通信量が大きくなって、処理できる数をオーバーしてしまい、結果として電話が繋がりにくくなってしまうんだ。」
ナントカー大魔王
「でもこの公衆電話だったら電話が繋がるぞいね!」
備蓄マン
「そうだね!その理由として公衆電話は優先的に電話に繋がるようになってようになっているんだよ!
また停電時も電話をかけることができるようになっているんだよ!」
ナントカー大魔王
「それは頼りになるぞい!
でも使い方がよくわからないぞい!どうやって使うぞい?」
備蓄マン
「それではまず受話器を上げてみよう!」
ナントカー大魔王
「受話器?なんぞいそれは?」
備蓄マン
「受話器はコレのことだよ!
手に持って耳に当ててみよう!」
ナントカー大魔王
「こうぞい?」
備蓄マン
「次は硬貨かテレホンカードを入れてみよう!
基本的に公衆電話は硬貨かテレホンカードが必要なんだ!」
ナントカー大魔王
「テレホンカード?なんぞいそいれは?」
備蓄マン
「テレホンカードは公衆電話で使えるプリペイドカードだよ!」
ナントカー大魔王
「テレホンカードはないから硬貨を入れるぞい!
・・ん?ツーっと音がするぞい!」
備蓄マン
「発信音だね!それが聞こえたら電話番号を押してみよう!」
ナントカー大魔王
「なるほどぞい!電話してみるぞい!
ポチポチもしもし?オイラぞい!」
フケッツン
「もしもし?大魔王さまですか?!
大魔王さま!こんな近くで電話していたらもったいないですよ!」
ナントカー大魔王
「練習ぞい!もしもの時に役立つぞい!」
備蓄マン
「実は、場合によっては公衆電話を無料で使用できることがあるんだよ!」
ナントカー大魔王
「わかったぞい!災害発生時ぞいね!」
備蓄マン
「災害の状況によって、NTT東日本・NTT西日本が判断した場合に無料で使えることがあるんだよ。
また緊急通話(110、118、119)の場合も硬貨やテレホンカードは不要なんだよ!」
ナントカー大魔王
「なるほどぞい!それでどうやって通話を切るぞい?」
備蓄マン
「受話器を元にあった場所に戻せば通話を切ることができるよ!」
ナントカー大魔王
「ガチャン!!こうぞいね!」
フケッツン
「プーッ、プーッ、プーッ、はて?通話が切れましたね。」
備蓄マン
「注意点として停電時はテレホンカードは使えないんだよ!
また100円玉ではおつりがでないから注意が必要だね!」
ナントカー大魔王
「小銭は多少持っていたほうがいいぞいね!」
備蓄マン
「災害時には小銭があったほうが便利だから、普段から多少は小銭があったほうがいいね!」
ナントカー大魔王
「わかったぞい!これでオイラも公衆電話を使えるぞい!」
フケッツン
「今回は公衆電話についてでしたね!
最近は携帯電話の普及によって利用者が減少していますが、もしものときに役立つありがたい電話ですね!」
おしまい!
参考:
総務省・ユニバーサルサービス制度 > 資料集(法令等)
参考:
NTT東日本・公衆電話インフォメーション
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「フケッツン!
これは何ぞい?不思議な小部屋ぞい!」