とある日、ナントカー大魔王としもべのフケッツンがお家でのんびりしていると、震度3の地震が起きてしまいました。
ナントカー大魔王
フケッツン
「大魔王さま!落ち着いてください!」
そうこうしているうちに、地震はおさまっていきました。
ナントカー大魔王
「揺れがなくなったぞい!ホッとしたぞい!」
フケッツン
「大魔王さま!
どうやら先ほどの地震は震度3のようです。マグニチュードは・・・。」
ナントカー大魔王
「震度?マグニチュード?なんぞいそれはーーー!!?」
ナントカー大魔王はそれを聞いて、備蓄マンのところへ全力で走って行きましたとさ。
ナントカー大魔王
「おい備蓄マン!
地震速報でよく耳にする、【震度】と【マグニチュード】はどう違うぞい?」
備蓄マン
「【震度】は、ある場所での地震による揺れの強さをあらわして、
【マグニチュード】は地震そのものの大きさをあらわすんだよ!」
ナントカー大魔王
「いまいちよくわからないぞい!
いつもみたいに詳しく頼むぞい!」
ランタンをイメージしよう!
備蓄マン
「それでは今回は【震度】と【マグニチュード】について話していこう!
わかりやすくするために、ランタンをイメージしてみるといいよ!
ランタンの明るさが【マグニチュード】で、
ランタンから離れた場所の明るさが【震度】なんだ。」
ナントカー大魔王
「やっぱりよくわからないぞい!
ラランタン!手伝うぞい!」
ラランタン
「ハイ~!!
ラランタンちゃんのお出ましだがね~!」
備蓄マン
「よろしく頼むね!
【マグニチュード】がランタンの明るさだから目の前にランタンがあって、
明るさを最大にしたら眩しいよね?」
ナントカー大魔王
「うわっ!眩しいぞい!目の前でランタンの明かりを最大にするのはやめるぞい!」
備蓄マン
「よし!この明るさを【マグニチュード】と、眩しさを【震度】としよう!」
ナントカー大魔王
「ランタンの明るさが最大で、こんな近くで点灯されたら眩しくて嫌ぞい!」
備蓄マン
「君からしたら大変な被害だね!
たとえばこれが【マグニチュード4】と【震度4】としよう!
明るさが最大だから【マグニチュード4】で、眩しくて嫌だから【震度4】ね!
ではこの明るさのままランタンを持って100メートル離れてみよう!これは眩しいかな?」
ナントカー大魔王
「そんな100メートルも離れたら眩しくないぞい!」
備蓄マン
「ランタンの明るさはそのまま【マグニチュード4】だけど、100メートル離れたから眩しくないね?だから【震度0】ということになるんだ。」
ナントカー大魔王
「遠くに離れたから眩しくないぞい!
つまりは揺れの大きさが小さくなるから【震度0】ということか!」
備蓄マン
「逆にランタンの明るさを半分【マグニチュード2】して、さっきみたいに目の前に行ってみよう!」
ナントカー大魔王
「今度は少し眩しいぞい!さっきは眩しすぎて【震度4】だったけど、今回は少し眩しいだけだから【震度2】かな?」
備蓄マン
「そういうことだね!
いくら発生した地震の【マグニチュード】が大きくても、遠く離れた場所だったら【震度】は小さくなり被害も少ない場合がある。
逆に【マグニチュード】が多少小さい地震でも、地表に近い場所で発生した場合、【震度】は大きくなるんだ。
だからこの【マグニチュード】と【震度】というのはすごく深い関係性なんだよ!」
ナントカー大魔王
「なーるほど!身をもって知ったからよくわかったぞい!」
ラランタン
「また呼びゃ~よ!」
フケッツン
「今回は珍しく備蓄マンが大魔王さまの目の前にランタンを点灯させて意地悪をしましたね。
目に悪いから良い子のみんなは絶対に真似しないようにしてね!」
おしまい!
参考: 国土交通省・気象庁「よくある質問集(震度・マグニチュード・地震情報について)」
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「フケッツン!!地震ぞい!!怖いぞい!!」